運動不足、続いていないですか?
今は問題なくても蓄積した体の状態が、いつか大きな病気やケガのもとになるかも。
ただ、病気やケガをしたあとに
あの時、気をつけておけば良かったなぁ~。
なんて思わないように、今回は【今すぐ出来る体のなまり度チェック】が出来る方法をお伝えしますね。
是非、一緒にチェックしてみてください!
まずは、立位姿勢チェック!
体の動きを確認する前に、動く前には体がどんな状態になっているかをまず確認しましょう!
自然に立った姿を、スマホのカメラを使って「前・横・後ろ」から写真を撮りましょう。
前からの画像のチェック
「鼻・肩の位置・骨盤の傾き」に左右差が出ていませんか?
「膝・つま先」の向きは真っ直ぐになっていますか?
横からの画像のチェック
「耳たぶ・肩峰(肩先の位置)・大転子(おしり横の出っ張った骨)・膝・外果(外くるぶし)の前方」までが真っ直ぐになっていますか?
撮った写真を画像編集で「耳たぶから床に向かってまっすぐ線を引く」とわかりやすいかと思います。
後ろからの画像チェック
「後頭隆起(後頭部の出っ張り)・背骨の出っ張り・お尻のわれめ・両膝の中心・両内くるぶしの中心」が真っ直ぐになっていますか?
これも先程同様、撮った写真を「後頭部の出っ張りから床に向かって真っ直ぐ線を引く」とわかりやすいです。
これで普段、体の状態がどうなっているか確認出来ます。
左右どちらかに傾いている人もいれば、頭や方が前に出てしまっている人。
まずは、自分の姿勢の特徴を知りましょう。
ちなみに・・・。
姿勢は普段の生活に影響を受けています。
足を組む人、長時間パソコンやスマホを見ている人、猫背で作業をする人など。
姿勢が悪い人は、見た目だけでなく疲れやすかったりもします。
きれいな姿勢を意識して、見た目だけでなく疲れにくい体を目指していきましょう!
ただ、「完全に真っ直ぐな人」も逆に少ないです。厳密には体の歪みは誰しもが持っています。
ですので、「完全真っ直ぐにする!」というよりも、「今の自分の状態を把握して、整えるポイントを知る」事が大事です!
今度は体の動きをチェック
立った状態のままで、両手を床につけるように前方に倒れ、そのあとしっかりと体を後ろに反り返ります。
痛みや詰まった感覚があれば、そこが改善すべきポイントになりますので、チェックしましょう!
前方に倒れた時のチェック
床に手はつきますか?
床に手がつかない人はどこに痛みが出るか?や、つっぱりを感じるポイントがあるか確認してください。
ふとももの後ろがつっぱる人
ハムストリングスという筋肉が固まってきています。腰痛に繋がる可能性があるためストレッチでしっかり伸ばしましょう!
腰が痛い人
強い痛みを感じる人は様子を見て一度受診を勧めます。
抵抗感や軽い痛みを感じる人は、腰周りの筋肉の動きや関節の動きが出にくくなっている可能性があります。可能な範囲で繰り返しこの動きして、可動域改善を目指してください。
全然手がつく気配がしない人
体がかなり固まっています。体が固まると普段の生活でもかかる負担は大きくなるため、体の様々な場所に痛みとして現れる可能性があります。
昔出来ていた事をこれまで通り行おうとすると、ケガに繋がる可能性があります。
まずは、体の動きをしっかり出して動けるようになって、運動する事をお勧めします。
後ろに反り返った時のチェック
両手をお尻にあて、可能な限り後ろに反り返ります。
そのまま後ろまで見えた人
首・腰の動きが出ています。良い状態です。
膝が曲がっていないことも合わせて確認してください。
首だけで上を向くようになっている人
腰の動き固まっています。痛みがなければ、うつ伏せから手で床を押しながら体の反りが出るように練習していきましょう。
痛みが出たり、バランスが崩れそうになる人
痛みが出た場所が、体の動きが出ていないポイントです。強い痛みが出なければ無理のない範囲で、少しずつ動かしていくようにしましょう。
バランスを崩しそうになる人は、筋肉のバランスや感覚が衰えてきています。スクワットやバランスを意識した運動を取り入れていくと良いです。
体をひねってチェック
後ろを見るようにしっかり体をひねりましょう!
左右ともに同じぐらい後ろが見えるかチェックしてみてください。
左右ともに後ろまで見る事が出来る
背中・腰の動きがよく出ています。その状態を維持するためにもストレッチをしていくと良いでしょう。
背中・腰に詰まった感じがある。
骨・筋肉・脂肪、様々な理由が考えられますが、どの辺りが詰まるかが改善していくポイントです。チェックしておいてください。
痛みが発生した場合
左右どちらにひねったときに痛みが出たかを確認してください。どちらも痛む人・続くような痛みが出る人は一度病院への受診をお勧めします。
同じように立ったまま横に倒れる動きに関しても確認しておきましょう!
大事なのは「左右差とその時の感覚です。」
今回はここまでです。
文章だから長くなるものの、実際には「ただ立って前後に体を倒す」だけです。
ですが、そこから体の状態を把握する事や、改善について考えていく事はこれまで意識してきた人は少ないのではないのでしょうか?
今すぐに改善出来ます
先程、立った状態から前屈や後屈、側屈をしてもらいましたが、動きが不十分の人もすぐに改善出来ます。
先ほどと同様に、前屈・後屈をしっかりと動かす事を意識しながら、限界の場所で20秒保持してください。これを5回ほど繰り返します。
1回目の場所(床からの距離や見えた場所など)を覚えておくと、最終的に変わる人が多いです。
側屈に関しても、左右ともに繰り返してみてください。
もし今改善しても、すぐに戻ってしまいます。継続して続けていくことを目指していきましょう!
最後に
体の「なまり度」チェックはすぐに出来ますし、まだまだお伝えしたい事はたくさんあります。
今後も続きとなる「なまり度チェック」について、更新していこうと思っていますので確認してみてください。
それと、「チェックではなく、体を動かしたい!けど、何をするべきかわからない!」という方は、過去にも運動不足改善や、体の問題について記事にしていますのでご参考にされてください。
体の悩みや改善方法については、私宛にTwitterでも良いですのでご連絡ください。
あなたに合わせた改善方法について考えたいと思います。
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