ICTって最近なにかと使われるじゃないですか。
聞いたことはあるけど、よくわからん!
って人もまだ多いのではないでしょうか。
そもそも、ITとICTって何が違うか知ってます?
ちょっと考えてみてください・・
う~ん。
正解はっ!
越後製菓!!
ってのは冗談で。
ほんとの正解は。
真ん中に「C」があるかないかです!!ヽ(=´▽`=)ノへへへ~
いや、バカにしてないですよ。。
まだ帰らないで、ちゃんと説明するから。((( つ•̀ω•́)つ
でも、結局大事なのは真ん中の「C」なんです。
この「C」はコミュニケーションを意味しています。
ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。
だから最近はITではなく、コミュニケーションを重視したICTが注目されているんです。
もちろん、教育現場もICT化が進んでいます。
教育現場のICT事情について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
今回はGoogle認定教育者の私が、ICT担当をして来た中で、ICT教育系の端末、サービス内容など総合的に考えて、ipad+Googleサービスが最強と思う理由についてお伝えします。
端末の選定
現在、小学校から大学までICT導入が進められ、すでに何かしらの端末を使って授業をするという体制が定着しています。
端末の多くがクロームブック、ipadを導入しているところが多いのではないでしょうか。
そもそも、クロームブックはGoogle社が出しているサービスを各メーカーが導入して独自のサービスを追加した上で端末を販売しています。
これは、スマホも同様でandroidと言われるスマホは、Google社が出しているサービスを各メーカーが導入して独自のサービスを追加した上で端末を販売しています。
対して、ipadはAppleが出したサービスをAppleが出す端末として販売しています。
ですので、Googleのサービスを利用する点に関してはクロームブックが一番強いはず!なんです。
しかし、端末を選定する中で一番のクロームブック問題は、
「各メーカーが独自のサービスを追加した上で端末を販売する」
というところで、システム的なトラブルが発生しやすくなる点!!
正直、その辺りのトラブルはICT担当ではどうしようもありません。
端末に問題がないとしても、ヒューマンエラーや通信障害などの問題が出る中で、出来るだけ余計な問題は避けておきたいですよね。
その点、ipadは「Apple独自のサービスを、Apple独自の端末に導入する」という事で、システムトラブルが少ないんです。
また、独自の端末であればウイルス対策も万全です。
ですので、ICT教育現場ではipadを使用していく事が一番安心して、トラブルも少なく使用していくことが出来るのです。
最近は、クロームブックも安全性やシステムトラブルも保証されていますので、そこまでシビアに考える必要はないのですが、ipadに関してはその辺りを気にする必要はなくなります。
他にもクロームブックとipadの違いがありますので、導入を検討する際には何を重視するかで検討ください。
クロームブック | ipad | |
値段 | 安価(さらに型落ちなど値下げの可能性あり) | 高い(値下げはない) |
使い勝手 | iphoneで慣れている人は初めて使う可能性あり | iphoneで慣れている人は慣れやすい |
キーボード | 付いている | 付いていない(別売り) |
タッチペン | 種類が豊富で安い物も多い | 基本ApplePencilがあるが、高い |
データのやり取り | PCのように有線で行える | Airdropが使える。基本は無線。 |
教育向けコンテンツ(無料) | 種類が豊富 | 機能が少なくおまけ程度 |
周辺機器 | 種類が多く安価 | 種類少なく高い |
端末の故障 | 近くの家電量販店で保証がつくものが多い | Appleストアに持っていかないといけない |
ざっと上げるとこんな感じです。
ipadの最大の検討材料は「値段」になるかと思います。もちろん、本体もですが周辺機器もAppleは高い!しかも、型落ちしても値下げはしない姿勢。
言ってみれば
「高いなら買わなきゃいいじゃない。型落ちしても需要はあるもの。」という強気な姿勢に私は見えてます。
だから、なんかApple嫌なんだよなぁ~。(。-∀-)
ただ、ipad自体はすごく良い商品!値段や保証をクリアさえ出来ればクロームブックより、ipadがおすすめです!!
教育向けサービスの違い
先程お伝えしたように、クロームブック(Google+各メーカー)とipad(Apple)は、いわばGoogleのサービスとAppleのサービスの違いなんです。
私もGoogleとApple、Microsoftの教育向け資格を取りましたが、教育向けサービスには圧倒的にGoogleが強いです!
ですので、それを導入しているクロームブックも教育に向いているのですが、端末の選定でもお伝えしたように「各メーカーが独自のサービスを追加した状態」で販売されます。
ぶっちゃけ、そのサービスいらないんです。
むしろ、それが原因でシステムトラブルになる可能性もあるのなら、なおさら。
ですので、純粋なGoogleサービスだけを使用する方法として、「ipadにGoogleサービスを追加する」方法をおすすめします!
いちお、教育向けGoogleサービスとAppleサービスの違いもまとめておきます。
Apple | ||
ストレージ(無料) | 無制限 | 200GB |
資料の配布 | 出来る | 出来る |
提出物の返却 | 出来る | 出来る |
オンラインでの同時編集 | 出来る | 出来ない |
無料オンライン会議システム | ある | ない |
生徒への連絡 | 出来る | 出来ない |
自動採点 | 出来る | 出来ない |
トラブル | 少ない | やや多い |
オフィスソフト(無料) | Googleサービスにある | Appleサービスにある |
その他のアプリ | 豊富 | ほぼない |
アプリ間の連携 | しやすい | ない |
教育者向け教材(オンライン) | 無料で充実 | 無料だが少ない |
将来性 | 十分ある | あまり期待できない |
こんな感じです。
明らかにGoogleの教育向けサービスの方が充実しています。
こうした理由から、教育向けサービスはGoogleサービスの利用をおすすめします!!
強いてGoogleサービス弱点を言うなら、
機能がありすぎて使い慣れるのが大変!っていうことですかね。
あと、導入もある程度知っているICT担当がマニュアル作成をしておく必要があります。
これらの理由から、ICT教育現場では
ipad+Googleサービスが最強だと思っています!!
最後に
今回、ICT教育向けにGoogleとAppleの違いをお伝えしました。
比較した表に関しては「基本機能」で比較したため、アドオンや追加有料サービスを使用すれば変わってきますので、参考程度で見てください。
正直、GoogleもAppleもどっちも良い!ただ、それぞれの良さを最大限生かす方法として、ipad+Googleサービスの利用をおすすめします。
また、アメリカではクロームブックを使用したICT教育が盛んに行われています。
アメリカの背景として、スマホもandroidユーザーが多いというのもあるようです。
日本ではiphoneユーザーが多いため、ipadでも良いかと思いますが、もしかすると将来的にはアメリカにならって、クロームブックに切り替わる時が来るのかもしれません。
そんな私もスマホは、生粋のandroidユーザーなんですけどね!!
教育関係とかではなく、スマホとして「iphoneかandroidか」についても記事にしたいと思っています。
前提として、GoogleとAppleのミッションの違いなどもその時に紹介出来ればと思っています。
興味があれば、お楽しみに~。
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